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随筆

神に感謝する心

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ブログ「贈り物語」より
『チャーチルとフレミング』

19世紀の後半の事です。スコットランドの片田舎にフレミングという名の貧しい農夫の青年がいました。ある日、彼が必死になって畑仕事をしていると、近くの沼の方から叫び声が聞こえてきました。一体何事かと思い、彼は急いで沼に向かって走ってゆきました。

沼には、黒いヘドロに身をとられた男の子が、恐怖にかられながら助けを求めていました。少年はなんとかそこから抜け出そうとしています。そこで、フレミングは急いで沼に入り、その少年を助けようとしました。しかし、泥にまみれて近づいてくるフレミングの姿に、少年はさらに恐怖を感じ、助けようとするフレミングから必死になって逃れようと、かえって一層沼地の深みにはまってしまいました。それでもフレミングは、ギリギリの所にまで乗り出して行って、少年を死から救いだしたのでした。


次の日、今までに見た事もないような立派な馬車が、フレミングの家の前に止まりました。

その馬車から、たいそう仕立ての良い服装の、気品に満ちた紳士が降りてきました。
そして、フレミングに向かって言いました。

「私は昨日あなたに助けられた子どもの父親です。」

「あなたは私の息子の命の恩人です、是非あなたにそれ相応の謝礼をしたいのですが。」

しかしフレミングは言います。

「自分は人として当然の事をしたにすぎません。お金を受け取るわけにはいきません。」

と、きっぱりと断わったのです。
その紳士は言いました。

「しかし、それでは私の気持ちがおさまらない、あなたのおかげで私は今も息子の元気な顔を見ることができるのです。どうしてもお礼をさせてください。あなたには将来の夢や望みはありませんか?」

青年フレミングは一瞬ためらいながらも、

「わ、私はできることならば、医者になりたいのです、医者になって病気で困っている人々の助けとなりたい」

 こうして紳士はその約束を果たし、青年フレミングは、当時ロンドンで最高レベルの学校で学ぶことができるようになりました。そして、学費を出してもらえる事に心から感謝し、猛勉強を重ねて立派な医者になったのです。

 また、命を助けられた紳士の息子は、自分の命はどうせ一度は死んだものだと思い、せっかく再び与えられたこの命、この命を少しでも世の人のために役立てようと強く決心しました。
そして立派な政治家となったのです。


 この政治家になった紳士の息子の名前は、チャーチル

そう、第二次世界大戦で、圧倒的なドイツ軍を前に、風前の灯にあったイギリスを
断固として救い出し、戦い抜いた、イギリス首相ウインストン・チャーチルその人です。


第二次対戦中、不運にもチャーチルは肺炎を患いました。
当時、肺炎は不治の病として、一度かかると死んでしまう可能性の高い病気でした。
周囲の人もどうする事もできず、ただただ祈るのみでした。

そんな時、ペニシリンの発見により、新種の治療薬が開発されました。その薬によってチャーチルは奇跡的に回復し、連合軍指導者として、ドイツ・ナチスに打ち勝つことができたのです。

そして、そのペニシリンの発見者こそが、フレミング、そう、かつて沼で溺れたチャーチルを救い、そしてチャーチルの父に学費を支援してもらい医者になったアレクサンダー・フレミングその人でした。

チャーチルは沼で命を救われ、そして、ペニシリンで再び命を救われました。
それは、ゆくゆくは国際社会をも救う奇跡となったのです。

感謝する心がなければ、フレミングは学校へ行くこともできなかったでしょう。
感謝する心がなければ、チャーチルは首相になることもなかったでしょう。

互いの感謝の心と行動がおりなされ、大きな奇跡の物語がここに生まれたのでした。

感謝は天国の門をあける鍵。あなたの人生にも素敵な奇跡が待っています。


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